受講生の感激の声

今学んでいることは、ただの作法のリストの記憶ではないと強く思いました

エグゼクティブのためのマナーをご受講いただきました音楽学校の代表理事(50代 東京都)様の感激の声。

「 訪問の時、冠婚葬祭 慶弔、贈答やお返しのマナーは、これまでの成り行きで身につけてきた事ですので、そこそこは知っているつもりでしたが、半分以上できおらず、このように他についても知っている出来ているつもりでいることが多くあるのだと思い、この機会にその認識が出来たことがよかったと思いました。
時期柄物をいただくことが多くあり、その際に早速学んだことを確かめる機会に恵まれました。
「近くで買ってきたものです」「たいししたものではありませんが」という言葉使いを受けハッとしました。
その方は決して失礼な気持ちはないのは分かっており、軽んじているのではなく、感謝を伝えているのはよく分かります。
しかしマナーに対しての認識がある無しがはっきりとわかります。
私もこれまでで同じことをしてきたでしょうから、中にはこの言葉使いについて評価されており、その方とは、それ相応のお付き合いであったのだろうなと思いハッとしました。
また、これまでに贈答やお返しの際、手紙や直にお伝えなどをしてきましたが、どの程度でどのタイミングでどの言葉が適切かなどが曖昧でしたのでこれらを知り安心いたしました。
今後に生かして参りたいと思います。

また、エグゼクティブのための立ち居振る舞いでは美しいお辞儀についてですが、正直、これに関しては出来ていると自負しておりました。
腰からまげ頭からぐにゃりと曲がることは見苦しいと、人に対してもそう指導した場面も多々ありましたが、今回、自分自身改めて確認すると首から曲がっており驚きました。
若い頃は鏡をみて練習していたので、出来ていたつもりでいましたが、年齢を重ねるにつれて健康状態も変わり体の勝手が変わることを考えると、どんな方でも確認する必要があると感じました。
椅子の座り方、レディーへのエスコートも若いころに学びましたが、間違って覚えていたものもありました。
代表の立場となり人に指導、指摘をする立場になると、どんどん人からは注意を受けなくなるので、代表の立場にある人こそ、自分で確認する必要があると思いました。
これに気がつかないと、知らず人が離れていく大きな要因となり得るので、心しないといけないなと思いました。

マナーを単なる形と、軽んじる人もいますが、そうするのには、相手に対する思いやり、心の現れがきちんとあるのだと知り感動しました。
意味を知るだけで心が引き締まり、今まで以上に実践していこうと思うと同時に、知識としても共に理解しておくことはとても大事なことだと改めて思いました。
今学んでいることは、ただの作法のリストの記憶ではないと強く思いました。
今回はここに一番感動しました。」

関連記事

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA