テーブルマナー

中国料理のテーブルマナー

「中国料理にテーブルマナーってあるの?」
よく聞かれます。

中国料理はマナーなさそうですか(笑)

中国料理はもともと宮廷
上流階級から発達したもので
昔は食事に関する決まり事や
約束が多くあったと言われています。

しかし現在では食事のマナーも
簡略化されてきました。

でも知っていると楽しいです!

たとえば

ターンテーブルは
右に回すのか左に回すのか

答えは右に回します。

ちなみにターンテーブルを
作ったのは日本人です!

乾杯も日本では一回ですが
中国では何回も行います。
これは心を許していることを
あらわすのと関係をより豊かに
していくためです。

日本人は肩書や会社の力で
ビジネスをしますが
中国は個人対個人の付き合い
を重視するからです。

他にも円卓の席次で
主賓の次に偉い人は
主賓の右なのか左なのか

また中国料理は残していのか

などなど。

国が違えば文化も違うので
日本ではOKでも国が違うと
NGなことがあります。

特に食事は人間関係を
深めるためにも
はずせないことですので

その国の食事のマナーを
知っているのといないのとでは
信頼関係の度合いが
違ってきます。

とくにビジネスにおいては
テーブルマナーを知らなかった
ことで取引に大きな影響を
うけることがあります。

先日、東証1部上場企業
化粧品事業で300億円の事業を
されていた方がテーブルマナーを
知らなかったことで
今でも心に深い傷がある
ことを話して下さいました。

「中国で商談のとき時間が
経っても誰も食事に
手を付けず話しが進まず
後で自分が先に手を付けなければ
誰も食べ始められないことを知り(マナー)
これで大きな商談がダメに
なったらどうしよう!
と凄く怖い思いをした」

またナプキンのマナーで
「海外で大切なお客様から招待され、
美味しい料理と素晴らしい
もてなしを受け感激していたら
次の日に「最低だったのね」と言われ
意味が分からずにいたら
自分のナプキンの置き方に
問題があったことが後で分かった。

ナプキンを綺麗に畳んだことが
「この料理もてなしは2度と受けたくない」
という意味になることを後で知り
今でも心の深い傷になっている」

「部下が優秀な大学を卒業していても
テーブルマナーが出来ないため
商談に使えない者ばかりだった。
商談の前にテーブルマナーを学ばないと」

その方は
「もっと早くに松井先生と出会いたかった」
と仰ってました。

立場がある方ほど
テーブルマナーが出来ないことが
ビジネス上でいかに笑い事で
すまされないことなのか
が分かりました。

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